芸能人のスマートフォンに不正にアクセスしたとして日経新聞社員を逮捕

モデルの押切もえさんなど芸能人の女性ら4人のスマートフォンに不正にアクセスし、メールなどをのぞき見したとして、警視庁は30日、日本経済新聞社デジタル編成局所属の社員寺井淳容疑者=東京都多摩市聖ケ丘1丁目=を私電磁的記録不正作出・同供用と不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕し、発表した。「パスワードを突破できることに喜びを感じた」と容疑を認めているという。

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 サイバー犯罪対策課によると、逮捕容疑は2014年12月、押切もえさんのスマートフォンについて、メールを設定するサイトに不正アクセスし、パスワードを勝手に変更。データ共有サービス「iCloud」(アイクラウド)やメールなどを勝手に見たというもの。また15年10月~今年4月、元NMB48の渡辺美優紀さんら3人のiCloudものぞき見した疑いがあるという。



 押切さんのスマートフォンはソフトバンクと契約しているもので、メールの設定には「My SoftBank」というサイトで電話番号とパスワードの入力が必要。寺井容疑者は、なんらかの方法で電話番号を入手し、パスワードは芸能人のブログやフェイスブックから得た情報や誕生日などを織り交ぜて、類推していたという。

 芸能人の個人情報ののぞき見をめぐっては、長澤まさみさんや北川景子さんらのフェイスブックやiCloudをのぞき見したとして、長崎県の男が今年5月、警視庁に不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕され、その後、執行猶予付きの有罪判決を受けた。この男も、パスワードを誕生日などから推測していた。

 日本経済新聞社は、「被害を受けた方々にご迷惑をおかけしたことをおわびする。逮捕された社員は、社が保有する個人情報を犯行に使用していないと認識している。事実関係を確認し次第、厳正に対処します」とのコメントを発表したとの事。



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