オウンゴールと南について

オウンゴールと南について




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ニューチャレンジャーハズカム。伝説のオウンゴールを超えようと、新たな挑戦者が現れました。世界を駆け巡る動画を見たとき、僕は久々に「挑戦者」だと感じました。書類審査でふるいにかけるわけにはいかないハイレベルなオウンゴール。「私に動画を見比べさせたのは、キミが3年ぶりだよ」的なセリフが中尾隆聖さんの声で脳内で響きます。

もはやコレはオウンゴールイデオロギーの対決と言えるかもしれません。珠玉のオウンゴールとは何なのか、その価値観が問われている。「オウンゴールにイイも悪いも考えたことがありませんでした」「全部クソだからオウンゴールなんじゃないんですか」「ゴミの中からまだ食べられる弁当と完全にアウトな弁当を見分けるみたいな話ですか?」と塾生たちもざわついています。

僕は何度も繰り返したように「四余(余が、余裕をもって、余計なことをして、余韻を残す)」をオウンゴールの美徳としています。それは表社会においていうならば「ドリブルで全員かわした上で無人のゴールにヒールで入れる」みたいな話です。ドリブル全員抜きが「相手の守備を完全破壊したゴールの極み」とするならば、その対となるオウンゴールが「相手の攻撃完全沈黙下におけるまさかのゴール」となるといった具合です。

だが、表社会では必ずしも「ドリブル全員抜き」が至高かと言うと、そうではない意見の持ち主もいるわけです。40メートルのズドンがいい、とか。オーバーヘッドがいい、とか。これまでの挑戦者が単なる格下だったとするならば、今回の挑戦者は別のイデオロギーにおいて頂点に位置するものと言えるでしょう。異種格闘技決戦、それが今回のテーマ。はたして王者は勝てるのか。史上最大のピンチ到来です。

ということで、地元観衆のみなさまに王者への圧倒的大声援を期待しつつ、ニューチャレンジャーのスキルフルオウンゴールをチェックしていきましょう。

技術の高いオウンゴールという、別の角度からの切り込み方!

オウンゴールというのは基本的にミスから生まれるものです。クリアしたかったけど失敗した、蹴ろうとしたけど空振った、前に投げるつもりで後ろに投げた、などなど。下には下があるの発想で、より面白いミス、より考えられへんミス、何でそんなことになったったのか理解に苦しむミスこそが讃えられてきました。

その意味で、王者のオウンゴールはひとつの究極形態と言えるもの。フィールド中でわずか2名、「手が使える」というサッカーの根源的な概念からの離脱を許された者が、その手によってゴールを決める。相手からの攻撃はまったくなく、自身の背面方向に向かって。ひとつだけでも鉄壁の防護と言えるような二重三重の「安全」をブチ破って、ゴールを決めた。ハッキリ言って、どうやったら上回れるのかわかりません。

今回の挑戦者は、形式としてはよくあるヤツです。味方がGKにパスを回したら、そこにプレッシャーを掛けられ、焦ってミスしただけのこと。そういう意味ではフォーマットとしては陳腐かもしれない。ただ、ものすごく技術が高い。往年の名作映画が4K画質で甦ったかのように、内容としては王道かつ基本的なものなのに、スゴイことになっちゃっているのです。

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