ボウスリングと自作について

ボウスリングと自作について




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日本での猟具について。

免許無しでの狩猟について、用いていいいわゆる自由猟具は、投石、やスリングショットなどですよね。

似た器具でも弓は禁止ですので、クロスボウなども禁止ですが。


ではここで質問なのですが、スリングショットで用いる弾の形などに制限はないのでしょうか?
極端な話、ひし形の物や矢形の物でもなんでも飛ばせますよね。

でも、弓ではないし、禁止されている猟具には、はっきりと弓矢と記載されているので、矢だけを発射するなら問題ないのですか?


また、弓矢ではなく、ゴムや板バネを使って玉を発射する器具を作ったとして、それを使って狩猟した場合検挙される可能性はありますか?


そういった猟具を開発し、狩猟をおこなった場合それは合法かどうかを問います。

ポイント
①弾丸は弓形状ではない。②禁止猟具の指定を受けていない。③現行法上銃でもなければ、狩猟目的という正当な理由がある。





もちろん、正当な目的の上での携行ですので軽犯罪法には触れないと思います。なぜなら、狩猟用の散弾銃を、狩猟期間中に山へ行く途中車に積んでいても何も問題なく、正当な携行になるからです。金物屋で包丁を買った帰り道に主婦は検挙されません。


しかし、狩猟者が登山刀として携行していた自作ナイフが違法とされ、軽犯罪法ではなく、銃刀法違反で検挙された事例もあります。ですので、詳しい方その点も教えてください。


まず、弾の発射にゴムを使うものは、銃刀法で定義された「銃」ではないので、その威力がどれだけ強くても銃刀法違反にはなりません。この点、けっこう勘違いされてる方も多いのですが、銃刀法では銃砲の定義として「火薬を使って金属性弾を発射するか、圧縮された気体の力を使って弾をある程度以上の威力で発射するもの」と明確に定めており、ゴムを使って弾を発射するものはその形がどれだけ銃に似ていようが、発射される弾が金属だろうが、「銃砲」には当たらず、銃刀法の規制は全く及ばないのです。

質問者さん自身、自由猟具に「いわゆる」を付けていることからおそらくご存知だと思いますが、「自由猟具とは何か?」という定義は一切存在しません。これこれこういう道具は狩猟に使っちゃだめだよ、こういうやり方での狩猟はしちゃだめだよ、としっかりと禁止されている「禁止猟具/猟法」というものがあり、それに該当しないが狩猟に使えそうな道具を便宜的に「自由猟具」と呼んでいるだけです。「使ってもいいよ」と定められているわけじゃなく、「だめだよとは定められていない」というだけの話です。

別の言い方をすると、合法だというわけじゃなく、違法だと判断できる根拠が今のところは存在しない、という表現もできますね。

弓矢を狩猟に使っちゃダメだよと定められているのは銃刀法ではなく狩猟法の細則(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行規則)です。正確には「弓矢」が禁止されているのではなく、「弓矢を使った狩猟」が禁止されています。弓矢が禁止猟具なのではなく、弓矢を使った狩猟が禁止猟法なのです。同じ意味だろ、どこが違うんだと思われるかもしれませんが、後のほうでこの違いが重要になるので覚えておいてください。

法律では「弓矢とは具体的にどういうものなのか?」は特に定義されていません。定義されていない以上、「それ」が弓矢なのかそうでないのかは、一般的な常識にのっとって判断されることになります。弓矢とは、「弓」と「矢」からなる飛び道具です。板などの弾性を利用して矢を高速で発射する道具、ということになりますね。

スリングショットを使って矢の形をしたものを発射した場合、推測ですが、それが「弓矢」だとみなされる可能性は高いのではないかと思われます。弓を使って矢を放つのと、スリングショットを使って矢を放つのと、明確な差が見られないからです。ですが同じスリングショットでも弾丸を発射すれば、それは「矢」ではないですから、それで狩猟を行なっても「弓矢を使用した猟法」にはなりません。

道具そのものじゃなくて、狩猟方法に規制があるという点がここで重要になってきます。弓そのものが禁止されているのではなく、「弓矢を使った狩猟」が禁止されている、この点に注意してください。スリングショットは弓ではないから大丈夫、という理屈はそこでは通用しません。スリングショットで矢を放って狩猟をする「行為」が、「弓矢による狩猟」であるとみなせるかどうか、そこだけが判断材料とされます。同じ道具を使って、弾を撃てば合法(違法ではない)だが、矢を放てば違法になるというのは矛盾ではないか?という疑問もそこで解消されます。道具そのものではなく、どういうやり方で狩猟を行うかが問題にされると法律で明確に定義されているからです。

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補足……aueoya312さん へ
その引用部分は、確かガスを燃焼させることで生じた高圧ガスの力を使って釘を打ち出す釘打ち機が銃刀法の規制の対象になるかどうかという件で出された警察庁の見解だったと思います。「火薬または高圧ガス」の力を使うものについての話であるというのは引用されていないところに前提として存在しています。(1)も(2)も銃砲であると見なすにあたっての必要な条件として示されていますが、その両方を満たせばそれだけで銃砲になると断じたものではありません。

電磁力やゴムの力など、火薬も高圧ガスも使用しないで弾を発射する道具については、少なくても銃刀法の規制は及びません。これは銃刀法の冒頭に明確に書かれている内容です。




この記事へのコメント

  • LilyAitchison

    AIやコグニティブ・コンピューティングを利用する場合、その最終的な目標は、機械が画像・音声解釈機能で人間のプロセスをシミュレートし、人間と理路整然と会話できるようにすることです。 https://jamedbook.com/2652-2/ これが古典的な消化性潰瘍発生のメカニズムと考えられていたものですが、近年のヘリコバクター・ピロリの発見によって難治性潰瘍や再発性潰瘍に対する考えかたは一変しました。
    2018年11月19日 21:43