定額法と定率法と使い分けについて

定額法と定率法と使い分けについて





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減価償却には定率法・定額法がありますがどのような基準で決まるのでしょうか?
また関連のサイトがありましたら教えて下さい。よろしくお願い致します。

ちなみに建物を定額法、その他を定率法で償却しております



>会計規則に統一性の原則があります。建物を定額法としたなら機械設備も什器備品やその他償却資産も定額法によらなければなりません。

と書かれていますが、これは間違い。
会計基準に「統一性の原則」というものは存在しません。
それに建物を定額法としたら機械設備やその他の科目も定額法にしなければならないというルールはありません。
税法が定める減価償却方法は原則定率法ですが建物は定額法とされていますので、あなたの処理方法は合っています。

減価償却方法は税法に制限がなければ自分で決めてOKです(最初に決めて税務署に届け出します)。
定率法定額法それぞれに理論的根拠やメリットデメリットがあります。

多く使われている定率法の理論的根拠は3つほどあります。
・資産価値が高い初期ほどその資産が収益獲得に及ぼす貢献度合いが大きいから、売上に対応させる費用額(償却額)も大きいのが妥当だろうという考え
・会計の根本原則の一つである保守主義の原則(適正な範囲内でなるべく費用は早く大きく計上し、売上は少なく遅く計上する)に合致しているという考え
・設備は長く使っているものほど修繕費が多くかかるので、年あたりの定率法減価償却費+修繕費の額を見れば毎年だいたい平準化されるから都合がいいだろうという(なんだか強引な)考え
です。
そして現実のメリットとしては、初期に多額の費用が計上されるため早期の節税が可能となり資金繰りに貢献するという点です。
税法が企業の減価償却において定率法を原則法としているのはおそらく保守主義の原則とこのメリットを考慮してのことでしょう。









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