発がん物質とゴロについて

体によくないもの 発がん性物質

買ってはいけない商品っていう感じの本も出ていますが

あれもこれも、ダメだっていうの多いですよね

本やブログなんかで、市販の安いシャンプーはほとんどが髪に良くない。高いシャンプーを・・・・みたいなのとか、
発がん性物質があるから食べるな!買うな!使うな!

最近だとパンで発がん性が・・・・とか

いろんな情報が出ていてすごく怖くなりました
何でもかんでも危険!よくない!みたく否定してるのが・・・・

うちは一部の食品は生協で無添加のものを買っていますが、一部の野菜は庭のスペースで畑作り無農薬でやっています
でもすべて排除して自然の物、体に良いものだけなんて不可能じゃないですか?

いろいろ言っている情報って嘘なのかホントなのかわからなくて不安です
どうなんでしょうか?

まず、自然=安全、人工=危険という認識は間違っています。
自然、人工と安全性とは関係がありません。
自然の毒物だってたくさんありますよね?
次に、世の中のありとあらゆるものには毒性があります。
水や空気すら大量摂取では危険です。
野菜や果物にも、何十種もの毒物物質が含まれています。
例えばキャベツには、天然の毒性成分が49種類含まれており、うち5種類が発ガン性物質です。
しかも、「無農薬栽培」では、毒性がさらに強まります。
なぜなら、農薬による害虫駆除がされないので、植物自体の防衛本能により、より強力な毒性成分を生成してしまうためです。
この現象は「エームスショック」と呼ばれます。

かと言って、普通の野菜を食べて問題は無いかと思います。
それは、人間にとって適度な摂取量では、野菜や果物に含まれる毒性物質の量が少ないから。
毒というのは、量さえ少なければ体に影響はありません。
青酸カリ、トリカブトなど、猛毒として有名なものでも、量を管理して、医薬品として利用されたりします。
逆に言うと、我々が通常口にしているものは、我々の先祖が毒性の少ないものを取捨選択してきた結果とも言えます。

同様のことは食品添加物や農薬にも言えます。
食品添加物や農薬にも確かに毒性のあるものもありますが、安全性は摂取量により決まります。
食品添加物、残留農薬は、様々な科学的実験により、
「人間が生涯に渡り、毎日摂取しても体に一切影響が無い量」という基準が決められています。
これを「一日許容摂取量」=「ADI」と呼び、国連食糧農業機関と世界保険機構の合同専門家会議により調査され、
発表されている国際基準です。
この基準を元にして、日本の農業や流通、食生活などの実態に合わせて、食品添加物や農薬の使用基準が
日本の法律で決められてます。
なので、通常市販されている食料品で、食品添加物や残留農薬による健康被害などまず起こりません。
この「ADI」という基準は非常に厳しく、前に書いた野菜の天然毒性を同じ基準で評価すると、
何も食べられなくなります(笑)
例えば「玉ねぎ」のADIは、体重1kg当たり一日0.5mg。体重60kgの人で一日30mgしか食べられなくなります。
野菜や果物と違い、食品添加物や農薬は消費者側で量をコントロールできないので、生産者側にそれぐらい厳しい使用基準を求めているということです。

やたら添加物や農薬を悪者にしている人は多いですが、こういう「量」の話が出てこない。
実験で求められた毒性をことさら強調するだけ。
ここで書いたように、天然、人工を問わず、ありとあらゆるものには毒性がある、という見方で考えると、
その毒性がきちんと調べられたからこそ、どこまで安全かがわかり、我々が有意義に利用しているのです。
添加物も農薬も一切禁止、となってしまえば、食料の流通量が極端に減少し、価格も跳ね上がり、
現代の豊かな食文化も多くは消滅し、食中毒は増え、廃棄食材も増え、前時代の生活に逆戻りでしょうね。




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